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2005年02月19日
IPブロードキャスト時代
とかく今回の買収劇で腑に落ちないのは、NO MORE TVだとか言って自分のところでオリジナルコンテンツとしてドラマなどを配信してきたライブドアが、わざわざ巨額の資金を使って既存のTV局のしかも最も強いところを取ろうとしているというところ。グループ各社にしても、新聞だ出版だ、ほっといても時代の流れの中で流動的な情勢になるべく企業群であり、ライブドアなどはむしろそこを打ち崩していく急先鋒的な存在であるはずなのだ。
それでも買収を仕掛けると言うことは、ライブドア自体の目的がグループの事業が欲しいわけではなくて別にあるのか、それとも、未だ時代が変化するまでにかなりの期間があるという認識であるのかということだろう。
自分などはまた今のIT企業とは世代が違うと言うことなのかも知れないが、別に大きなテレビ局や出版社など買う必要なんぞ無くて、せっかくIP網があるんだから自社でインフラを整えてコンテンツを集めてくればいきなり巨大な投資に走ることもないし地上波アナログ放送の停止に伴って一気にシェアを得ることが可能だろうに、なぜそんな無駄なことをするのかと思ってしまう。
既存のTVのビジネスは、スポンサード収入によって成り立っている。しかし、その理由付けとなる視聴率などのデータは信頼性が低く、あいまいなものであり、その点にはテレビ局側は頑なに目を瞑っている。IPブロードキャストに於いてはその点、信頼の置けるデータを得ることが可能であり、より効果のあるスポンサード契約が可能となっていく。最終的には地上波放送よりもよほどまともな収入が得られる媒体になっているはずなのだ。
問題となるのはコストで、既存のTVに相当する画質で大量に配信するためのインフラにはけっこうなコストがかかるわけだが、今回の800億円とかを見せられると、いやいやそんなに金かける必要無いんじゃないの、と思うのである。要するにライブドアはマーケティングに関しては全く自信がないってことなんだろうけども、こういうことやってるから何の会社かわからないとか言われるんだよ。全く。
投稿者 so-go : 2005年02月19日 02:24
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