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2005年11月22日

スーパーコンピュータの普及への道

だいたい先進国においてはパーソナルコンピュータは完全普及への道を辿っているが、派生製品とも言える低価格スーパーコンピュータはそのコストパフォーマンスについて割と世間一般からは顧みられず、さほど普及が進んでいるとも言えないような状況である。

科学技術や産業分野では必須とも言えるスーパーコンピュータだが、自前で導入しようと言う動きはなぜか大して起こってきていないのである。

もちろんこれまでスーパーコンピュータでやっていたことがPCで代替されているのだという意見もあろうが、しかし単一の強力な演算能力をもつコンピュータというのは非常に役に立つのであり、たった数億円でも絶大な効果があると考えれば大いに検討に値するはずなのだ。

やっと風向きが変わってくるのではないかと思えるのが、残念ながら市場の再評価にはよらず、MPUの構造の変化である。というのは、それにより単一のノードで多くのプロセッサを搭載するようになり、ワークステーションの上位と重なるような位置づけで性能の高いスーパーコンピュータが量産されるようになっていくということが考えられるからだ。

基本的に現在のスーパーコンピュータは顧客ごとに構成、システムが違い、運用についても高度な能力が要求される。しかし決まったパッケージで販売されることが当たり前になれば導入に対して敷居が低くなり、導入の経営判断も格段に行われやすくなると言える。

CellやOpteronといったプロセッサは1チップで複数のコアを搭載し、複数のチップを高速のバスで比較的容易に結びつけられる構造をとっている。このことが1つのユニットに大量の演算能力を持たせることを可能とし、スーパーコンピュータの量産という道につながることであると思える。

スーパーコンピュータが多くの現場に普及することにより経済、産業の効率は大いに上がり、世界全体が良い方向へと向かっていくことになると思う。近いうちにその流れが見えてくることを願いたい。

投稿者 so-go : 2005年11月22日 21:32

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