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2006年06月02日

AMDが目指すもの?

AMDはCPU自体の性能を向上させることを忘れてはいない。浮動小数点演算性能は、倍精度で4ops/clkまで強化し、更に4core/chipへと移行しようとしている。仮に2.4GHzで動作するとすれば38.4GFLOPSということになる。8chipのハイエンドワークステーションクラスでピーク300GFLOPSを達成できる性能だ。これはこれで相当凄いことだろう。

しかしAMDはそれだけでいいとは思っていない。CPUの進化だけでは限界があることも知っていて、だからこそ専用プロセッサを簡単に搭載できるプラットフォームを作ろうとしている。

それはやはり、今、演算能力のニーズは高いということを確実に見ているからだろう。GPUやPPUもそうだし、HD映像を高画質化する画像処理チップ、あるいは流体物理、遺伝子解析などの専用チップなど、かなりの演算能力を持つ専用プロセッサがいくつも使われている。

しかしそれらはまずPCIなどの「外側」にあり、それぞれが演算用のメモリを持ちメモリコントローラも、BIOSも個別に持っている、いわばPCの中にPCがある状態とも言える。

AMDのコプロセッサ構想というのはその状態よりもよりCPUに近づけて、演算器に近い形でその演算能力を使えるようにしたい、という話なのではないのだろうか。そうすることでPCは全体としてコストなども含めて容易くパフォーマンスを向上させることが出来るようになるのではないだろうか。

投稿者 so-go : 2006年06月02日 20:28

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