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2006年07月27日

【AMD & ATi】ATiへの短期的な影響について

AMDがATiを買収したことはビッグニュースではあるが、今すぐに何が変わるかと言えば、それは目に見えないほど小さな影響でしかないだろう。

ATiはファブレスであり、AMDは製造能力を強化しつつあるが、AMDがすぐにATiのチップを製造できるわけでもない。半導体設計自体が特定のFabに対応して成されなければならないからだ。ATiがAMDのFab向けに設計を開始したとして、それが生産され始めるのは2008年頃になるはずで、それまでは特に大きな変化が訪れようもない。

ATiのIntel向けチップセットについては途絶えてしまう可能性もあるが、これとてもともとIntelがライセンスを更新するかどうか疑わしい状況にも見えたわけで、この買収がATiにとって大誤算といった話にはならないだろう。

一つ気になるのは、ATiがこれからCPU向けの設計に携わるのだとしたら、AMDの意向によって開発リソースをそちらに振り向けなければならず、従来のGPU設計チームが縮小するのではないかという点だ。

前回書いた通りしばらくは強力なビデオカードを搭載する流れは変わらないであろうし、そちらの売上も大きなものであるから、その点ではATiはNVIDIAとの熾烈な競争をこれからも続けていかなくてはならないことは変わりない。

ATiは今、統合シェーダ採用のGPUをリリースするまではマイナーチェンジで凌がなくてはならないという谷間の時期であり、次世代GPUのリリースが遅れれば致命傷となる。

ATiが技術的に素晴らしいものを持っていることは確かだが、これからAMDのハンドリングが大いに試されることになるだろう。

投稿者 so-go : 2006年07月27日 21:55

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