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2006年07月26日
【AMD & ATi】NVIDIAの今後
ATiがAMDに買収されたことによって半ば宙に浮いてしまった形になるNVIDIAだが、今後はどうなっていくのか。
あるアナリストは、この買収がNVIDIAを激怒させ、AMDから離れるだろうという。株式市場では、IntelがNVIDIAを買収するのではないかとの思惑が錯綜する。
しかし、根本的にAMDがATiを欲したのは汎用的なプロセッサに関わる技術であり、NVIDIAがその点で必要とされていなかったことは確かだ。当然、IntelとしてもNVIDIAを買収したところでさほどいいことはない。
統合シェーダではATiが先行しており、続いてIntelが来る。AMDがATiを買収し、IBMはCellを持つ以上、汎用プロセッシングに於いてNVIDIAの技術を必要とするCPUメーカーはもはやない。
NVIDIAとしてはこれまで通りGPUとチップセットを売り続けるしかないわけだが、そこでAMDから離れてIntelに近づこうというのは無謀だ。いくら激怒したところでAMD向けのチップを供給し続けるしかない。
AMDがATiをより優先的に扱うならNVIDIAの立場は苦しくなるのではないかという見方は出来るが、しかしAMDはこれまでの買収などを見れば、チップセットやGPUのビジネスそのものには興味がない。あくまでCPUを作るためのピースとしてATiが欲しかっただけで、チップセットとビデオカードの市場に突然大きな変化が起こることはないだろう。
また、GPUがCPUに吸収されればビデオカードのパイが減るのではないかという懸念があるようだが、実際のところは別途GPUが必要になってくるだろうし、しばらくはそれが推奨されるだろう。プレイステーション3ではCPUにシェーダの役割をさせることが可能で、それなりに性能もあるが、結局は強力なGPUを別個に搭載している。よりパフォーマンスを求めるならばわざわざGPUの処理をCPUに持ってくることは避けたいのではないだろうか。GPUが突然必要とされなくなるようなことはまずない。
結局のところNVIDIAはこれまで通りGPUにしてもチップセットにしてもパフォーマンスでイニシアチブをとっていくしかなく、また、そうすることが最も価値を高める道だろう。PC業界は大きな再編のただ中にあるかもしれないが、NVIDIAがIntelあるいはソニーに買収されるというのはまずないと言っていいだろうし、突然AMDから離れることもAMDから排除されることもないだろう。
投稿者 so-go : 2006年07月26日 20:43
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