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2006年11月18日

クレジットカード業界はどうなるんだろうか

最近クレジットカードを常に使うようになってクレジットカードにかなり興味を持つようになった。いろいろ調べていると、この業界もご多分に漏れず激動の情勢になっているようで。

日本は未だ現金社会からカード社会へと移行しているプロセスの最中にあると言えるのだろうが、カード社会になる前に電子マネー社会になってしまいそうな状態でいろいろな分野で決済サービスの競争が起こっている。

その中で、決済サービスとしてのVISA、マスターカードというのはかなり強い。加盟店にとっては普及率の高さと手数料の低さで必須となっている。が、あくまで決済サービスであるが故に、発行会社がそれぞれ付帯サービスを開発するため、独立系のほうが優れた部分も多い。

独立系であるJCB、ダイナースクラブ、アメリカンエキスプレスは、国際的な決済性でVISA、マスターカードに劣るというのが泣き所であるが、独立系ゆえのサービスの手厚さという強みがある。このところ加盟店提携などの手段で決済性を高める手段を各社が執ってきており、だんだんその弱点は無くなってきているように見える。

カードの発行会社として目立つのがクレディセゾンとライフだ。それぞれ流通系、信販系のトップとして意欲的なサービス開発を独自に行ってきており、この2社を2強として収斂していくように見える。ライフはアイフル傘下であるが、基本的にはライフカードは純然とクレジットカード事業を続けていくようだ。

外資のシティグループとGEが日本市場での意欲を見せるが、日本市場でトップグループに入ることが難しいことを認識してなお、これから積極的に攻勢をかけてくるかどうかは疑わしい。特にGEはトップグループの地位を得られないと判断すればまず撤退を考えるだろう。

ダイナースクラブは確固とした理念がシティグループ傘下へ入った今後も続くとすれば、一定の地位を確保したまま続いていくだろう。

アメリカンエキスプレスは日本では本社事業はどうも迷走している。セゾンが米国本社と頭越しに商品開発に乗り出し、セゾンとアメリカンエキスプレス日本支店は競合関係が露わになってきたように見えるが、アメリカンエキスプレス日本支店はとにかく会員数を増やそうとなりふり構わない営業活動をして、一方でサービスのきめ細やかさを失ってきているように見える。米国本社は相変わらずちゃんとしているので保っているというような感じではないのだろうか。そのうち日本市場はセゾンに食われかねない。

JCBは日本国内では強く、サービスもきめ細かいが、これまで海外ではかなり決済性が悪かったというのが泣き所だったが、ここへきて米国でも大幅に利用可能な店舗が増え、欠点を解消しつつある。間違いなく業界再編後も軸として存在しているはずだ。

VISA Japanプリンシパルメンバーである三井住友、マスターカードのプリンシパルメンバーであるライフ、それぞれ中心となって強みを持って生き残るだろう。それ以外のVISA、マスターカード提携各社は軸とはなりにくい。

一人が複数のクレジットカードを持つ場合、だいたい1枚か2枚をメインカードとして利用し、あとはほとんど利用しないという構図になるだろう。結局、カードの発行会社として収益源たりうるのはメインカードとして使われた場合であって、そうならない場合は生き残りが難しくなるわけだ。

結局のところ、三井住友系列、クレディセゾン、JCB、ライフ、シティ-ダイナースが今後の業界の軸となっていくのだろうというふうに見える。まだまだ勉強不足なところもあるので正しいかどうかはわからないが。

投稿者 so-go : 2006年11月18日 19:06

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