2007年10月16日
有機EL見てきた
ソニービルに有機ELテレビが展示してあると聞いたので日曜日にちょっとだけ見てきた。
別に凄さに唖然としたりはしなかったが、コントラストのあまりの完璧さに驚いた。暗部は漆黒で、ハイライトはまぶしいばかりの白。しかもマッハバンド皆無。ピーク照度の高さで誤魔化したコントラストとは完全に一線を画すものだった。そして色のくすみがまるで無い。銀塩写真のような発色。そりゃ20万円くらいするだろ、と思った。
まあそれでも凄い凄いと聞いてはいたので、そんなに衝撃的な驚きでもなかった。
そのときにもっと驚いたのはRolly。実際にRollyのスピーカーが鳴っていたが、かなり衝撃的だった。初めはどこかで大型のスピーカーが鳴っていると思って音源を探したら、実はすぐ近くに置いてあったRollyだったという。別に踊ったりはしていなかったが、あの大きさのプレイヤーからあれほどの音質の音が鳴るというのは驚異的だと思った。たぶんあんまりその辺は理解されずに消える商品だとは思うけども。
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2007年04月12日
ソニーが有機ELテレビの年内発売を発表
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070412/sony.htm
これまでの液晶時代はなんとかサムスンとの提携で乗り切ったと見ていいのだろう。モバイルから30インチ未満のクラスで次世代薄型モニタの本命と言える有機ELがついに本格的に動き出すことになる。
一部記事では価格帯には言及していないとされているが、どうやら20万円前後を目指しているものと思われる。
11型で1024x600ということで、エンスージアスト層が必ずしも食いつくものではないという感じはするが、薄さを生かした商品設計が出来ればかなり魅力がある。展示されていた通りのものだと設置面積も小さくないしフレキシビリティもないので、画質勝負ということになるだろうが、この解像度ではその面での評価はしにくいようにも思える。
しかし当然27型フルHDの早期発売にも期待がかかるわけで。来年のオリンピックまでに30万円代で発売できればかなり良いのだが、価格はもっと高くなるような気はする。
最終的にはコストは下がるし、サムスンも必要なくなる。SEDもずれ込んでいるし、レーザー光源リアプロとはカテゴリがかぶらない。次世代薄型ではソニーはかなり優位に立ったと見ていいと思う。
投稿者 so-go : 22:13 | コメント (250) | トラックバック
2006年10月12日
本命は次世代リアプロか
プラズマテレビの半分の価格でより高画質な「Laser TV」 - GIGAZINE
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20061011_laser_tv/
リアプロではコストの低さで秀でているDLP方式だが、色の表現力ではかなり劣っていた面があった。その点を原色のレーザー光源に置き換えることで解決し、画質を向上させたものということだろう。
副次的な効果というか、カラーフィルター、カラーホイール不要で、フォーカスの制御も楽というコスト低減要素もある。SEDが液晶、プラズマの欠点を解消した一方でコスト高のために投入時期がかなりずれ込んでいるが、こちらの方はその点では問題は少ないだろう。
プラズマはお役御免が近いかも知れない。リアプロの画質が飛躍的に改善するとなれば、あとは需要の範囲内でどこまでの大きさが液晶やSEDでどこからがリアプロか、というところだろう。日本では50型以上の需要はあまり大きくないので、結局は液晶が当面は主流を占め続けることは変わりないとは思われる。
投稿者 so-go : 22:10 | コメント (198) | トラックバック
2006年09月30日
KDDIが東電の光通信網を買収とな
既存のTEPCOひかりユーザーにとってはあんまりいい話じゃないかもしれないが、KDDIがNTT依存から離れつつあるというのは非常に良いことだと思われる。広く一般の電気代を払っている家庭にとっては無駄なものがひとつなくなって良いことだ。
しかしまあ、東電が無駄に敷いていた光ファイバーも結果的にネットワークインフラを増やしたいこのご時世になんとなく役に立っているわけだから良かったというかなんというか。
投稿者 so-go : 17:41 | コメント (340) | トラックバック
2006年09月13日
新iPod群とiTunes7
なんか今日発表されて突然今日から売ってるって言うんでアップルストアに行ってみたら、新型iPod nanoの実機がたくさん展示されていて触れるようになっていた。しかしセッティングがひどくてろくに触ってられなかった。音量調節くらいさせろ。せめて適当な音で鳴っててくれ。爆音だしヘッドホンで音が割れる状態でどうしろと。イコライザいじって落とせとでも。
その印象が強すぎてiPodそのものはあんまり覚えていない。質感が良かったと言えば良かったんだろうけど音がおかしくて落ち着かなかったし、Dockから外したら音が鳴らないので手で持って操作する感覚も確かめることが出来なかったので本当に何とも言えない。
iTunes7はインターフェースの改良はいいんだけれども、音飛び、音割れの発生という致命的な問題が大量発生しているようだ。QuickTimeでオーディオ設定をいじるとかなり改善はされるようだがそれでも別のプレイリストをいじったり別のアプリケーションを使っていたりすると音飛び、音割れが発生することがiTunes6に比べて圧倒的に多くなっている。
プレイリスト上でのマイレート設定の操作が変わっているが、ちょっとこれは勘弁して欲しい。恐らく誤操作を防止する意図での変更だろうが、逆に誤操作をしやすくなってしまっているように思える。これなら素早く設定できる以前のほうが良かった。
まあその他気になる点もいろいろあるが、メジャーバージョンアップした直後だしこんなものだろう。これから改善されていくはずだ。
iTunes Music Store改めiTunes StoreではDVD画質の長編ムービーも配信するということで、本格的に映像ソフトを扱っていく方向になっている。またSONYを完全に引き離しているようで、あとはPSPに対する動画再生により適したiPodが出てくるか、といったところだろうか。
ゲームの配信もするようだけれども、これはどうだろう。デジタルコンテンツのラインアップとして揃えますよって感じにしか見えないけれども、もしかしてそのうちカメラと無線LANとIP電話がついたものとかも作るつもりなんじゃないかと思えてきた。
投稿者 so-go : 20:44 | コメント (3) | トラックバック
2006年08月26日
MSのiPod対抗端末Zuneだって
ふーん
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20213067,00.htm
iPodと比べて特徴は端末の独立性が高くて端末間で楽曲のやりとりをすることが出来るところですかね。
面白いかも知れないけど、これが業界標準になって普及していかない場合にかなりの勢いで意味がないような気がしますが。そして(こと日本においては)DRMの呪縛がきついような気が。まあこれが普及するんだったら日本の著作権関係者の重い腰が動くかもしれないし、がんばってくださいって感じですかね。
MSが本気出して超大安売りで来たらそれはそれだけで面白いけども。
投稿者 so-go : 17:25 | コメント (308) | トラックバック
2006年08月08日
米国SONYの無線LAN通信端末「mylo」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0808/sony.htm
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20195307,00.htm
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0608/08/news050.html
またちょっとばかり極端に小さい端末が出てきたわけだけれども。
しかしこれ、見ようによっては初めてフル機能の携帯電話に置き換えられるIP通話端末と言えるんじゃないだろうか。以前から無線LANを利用した携帯電話型デバイスという話はずっとあったわけだけれど、実際にちゃんとここまで機能を備えて、このような大きさでまとめてきたものは無かったはずだ。
この液晶サイズ、この解像度ということはフルブラウザ端末としてやポータブルAV端末としてというのは本分ではなく、携帯電話的な扱いに属することになるだろう。
とはいえ音楽、動画再生機能は機能としては充実していて、インターネット端末としては無線LANを利用するものであるから通信量に対して通信費用は安く上がるし、恐らくレスポンスも携帯電話に比べて良いと思われる。
W-ZERO3[es]は無線LANを省いて通信機能はPHSのデータ通信を利用するという取捨選択だったが、逆のこちらのアプローチというのも賢い。下手にWindowsを組み込んだりオフィスソフト的なものを入れたりせずにシンプルにまとめた点で良いと思う。この価格であれば非常に魅力的なガジェットだ。
各社からこうしたアプローチの無線LAN端末が出てくれば屋外の無線LANインフラの拡大も加速するだろうし、歓迎すると同時に、早く日本でも発売されて欲しいと思う。
投稿者 so-go : 19:20 | コメント (167) | トラックバック
2006年06月19日
1PFLOPS
Linpackが実行できないと言ってもこの時期に1PFLOPSというのはけっこうインパクトがあるんじゃないですかね。タンパク質とか遺伝子解析はかなり演算能力に依るので、研究がより進んでいくことは間違いない。演算能力の向上というのは実際にとてつもなく役に立つものだということはもっと知られていいと思うんだけど、なかなか多くの人は興味を示さないですね。
投稿者 so-go : 17:15 | コメント (11) | トラックバック
2006年04月02日
【次世代DVD】もうやけくその様相
HD DVDがBlu-rayに劣っている点は1つも無い
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0331/toshiba.htm
Blu-rayですでに記録用50GBが投入されていることは無視。この期に及んで技術的に多層化が難しいとか意味がわからない。だいたい、HD DVDが4層60GBまで容易に多層化できたとして、やっとBlu-rayの2層50GBに届くというところで、Blu-rayが100GBや200GBに届かなかったところでそれがどうした、という話だ。
30GBという容量は、フルHDの標準的ビットレートとされる24Mbpsで記録した場合ですら、2時間40分しか入らない。ましてや30Mbpsなどさらに高いビットレートへの要求は実質切り捨てせざるを得ない。コンテンツメーカーは妥協の上でHD DVDでも十分だという判断はするだろうが、ギリギリの容量であるということは間違いない。あわてて3層45GBのメドをつけてきたことも記憶に新しく、既に破綻した理屈だ。
HD DVDではハードコートは必要ないというが、それは現行DVDと同じ程度の繊細さが要求されるということで、一般利用者にとってはメーカーがその面での進歩をさせる気がないというのはちょっと首をかしげたくなるところ。もっともっと扱いが楽になってほしいというのが一般利用者の思いだと思う。別にこれをもってBlu-rayの規格が耐久性に優れているというわけではないが、標準化したというところは大きい。
また、フルHDプログレッシブは切り捨て。著作権保護は投入時期を早めるためか手薄。はっきり言ってこれから10年以上使われる規格としては中途半端なように見える。
今年の年末商戦で勝負になるらしいが、どう見てもPLAYSTATION3を擁するBlu-rayが普及台数で上回ることは確実なわけで、今の普及計画では半ば敗北が決定したようなもの。責任が多大だろうからやけくそになるのはわかるが、我々としてはあたたかく見守っていくしかない。
投稿者 so-go : 18:52 | コメント (215) | トラックバック
2006年03月17日
【IT】総合通信業としてのソフトバンクグループ
Vodafone買収が決まったことで携帯電話1500万の顧客を抱えてバックボーンから端末までをカバーする総合通信グループとしていきなり大手に躍り出たソフトバンクだが、ただ単に規模が大きいというだけの話でもない。
ここで重要なのがYahoo!JAPANという国内では圧倒的に強いコンテンツを持っている点であると思う。NTTグループもKDDIもコンテンツの面ではソフトバンクグループに遠く及ばない。そのことは今後の競争でじわりと効いてくる。
件のGyao批判騒ぎで、通信回線業者はブロードバンドコンテンツが普及していけばバックボーンを提供することは割に合わない状況であることが露呈したこともあり、それはやがてISPのコストにも跳ね返るであろうと考えれば、結局は下流でブロードバンドコンテンツを供給できる業者がコスト競争面ではかなり有利になるはずという風に考えられる。その点でヤフーを持つことが他の通信業者に比べて大きく有利に働くことになるということだ。
携帯電話に限っての話だと、FOMAなりWINなりで動画コンテンツを試してみたことのある人ならわかると思うが、はっきり言ってコンテンツは充実しているとは言い難く、リアルタイム配信のコンテンツに限れば更にかなり少ない。これは基本的にドコモやauの自前のものはとりあえず供給可能であるがWeb上から普通に配信することが困難であるという状況もあってのことで、今回のソフトバンクの場合はYahoo!JAPANの持つコンテンツは全て下流に置くことが出来るようになると考えればワンセグを待つまでもなく自前でかなりの動画サービスが出来るはずで、可能性としてはかなり優位に立つことは可能なはずだ。
ただ直近の事情で客離れが進んでいることと、3Gへの対応の遅れ、移行という障壁があるのでうまく立ち回れるかどうかにかかっていて実際に勝てるかどうかはなんとも言えない。
とりあえず名前をJ-PHONEに戻してくれんかな。日本テレコムもグループ会社なことだし。
投稿者 so-go : 22:56 | コメント (292) | トラックバック
2005年11月22日
スーパーコンピュータの普及への道
だいたい先進国においてはパーソナルコンピュータは完全普及への道を辿っているが、派生製品とも言える低価格スーパーコンピュータはそのコストパフォーマンスについて割と世間一般からは顧みられず、さほど普及が進んでいるとも言えないような状況である。
科学技術や産業分野では必須とも言えるスーパーコンピュータだが、自前で導入しようと言う動きはなぜか大して起こってきていないのである。
もちろんこれまでスーパーコンピュータでやっていたことがPCで代替されているのだという意見もあろうが、しかし単一の強力な演算能力をもつコンピュータというのは非常に役に立つのであり、たった数億円でも絶大な効果があると考えれば大いに検討に値するはずなのだ。
やっと風向きが変わってくるのではないかと思えるのが、残念ながら市場の再評価にはよらず、MPUの構造の変化である。というのは、それにより単一のノードで多くのプロセッサを搭載するようになり、ワークステーションの上位と重なるような位置づけで性能の高いスーパーコンピュータが量産されるようになっていくということが考えられるからだ。
基本的に現在のスーパーコンピュータは顧客ごとに構成、システムが違い、運用についても高度な能力が要求される。しかし決まったパッケージで販売されることが当たり前になれば導入に対して敷居が低くなり、導入の経営判断も格段に行われやすくなると言える。
CellやOpteronといったプロセッサは1チップで複数のコアを搭載し、複数のチップを高速のバスで比較的容易に結びつけられる構造をとっている。このことが1つのユニットに大量の演算能力を持たせることを可能とし、スーパーコンピュータの量産という道につながることであると思える。
スーパーコンピュータが多くの現場に普及することにより経済、産業の効率は大いに上がり、世界全体が良い方向へと向かっていくことになると思う。近いうちにその流れが見えてくることを願いたい。
投稿者 so-go : 21:32 | コメント (260) | トラックバック
2005年11月15日
米Sun、8コアの省電力最新SPARCプロセッサを発表
http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/foreign/2005/11/15/6605.html
まあサーバー用ってことでマルチスレッド性能が高ければいいわけだろうし、マルチメディア性能でデスクトッププロセッサが元になっているXeonには及ばないわけだろうけれども、この程度だとDual core Opteronとそう変わらないような感じもする。ましてや来年1QにはQuad coreなんて話もあるわけだし。
ウォールストリートジャーナルが報じるところによるとあるアナリストはこれが正しければSunは大成功を収めることになると言っているが、これには疑問がある。
これまでにSunを使っていた顧客にとっては朗報と言えるだろうが、x86にシフトしてきた過半の顧客にとってはいちいち移行するのは大変な障壁であり、結局選ばれるのはAMDだと思える。
しかしこの製品がx86へのシフトに対し一定の歯止めとなりうる性能を持っていると言え、Sunの業績にとっていい影響を与えるものだろう。この派生製品にいより更に性能を高めることが出来るならばSunは競争に打ち勝つ可能性もなくはない。
投稿者 so-go : 13:54 | コメント (176) | トラックバック
2005年10月13日
またソニーがAppleに敗北の予感について
iTMSで動画が配信されるということだが、前日放送されたTV番組も購入可能と言っている。
これはUMDとPSPについてソニーの久夛良木氏が言っていたことに他ならず、結局またソニーはモタモタしているうちにAppleに先を越されたということだろう。
ソニーがいけないのは何なのか。それはきっと自社の既存のビジネスを壊して次へと移行するという決断をする力が決定的に欠けているということが一つにあるだろう。インターネットに流通を持ってくるということはそのソフトウェアの限界費用が更に限りなくゼロに近づくということであり、だからこそ商品の単価は関係なく売上の最大化こそが至上命題であるということ。それは間違いなく既存のパッケージ商品から利益を奪い取ることではあるが、いずれは移行せざるを得ないのであり、だからこそ今の段階でシェアを獲得し、自社が流通の鍵を握る構造を構築しなくてはならないのである。
既存のパッケージ商品の利権を持たない、典型的にはAppleのような企業がそこへ参入する際には当然売上の最大化を目指してくる。単価を維持しようという考えで勝てるはずもない。否応なくソニーは既存のパッケージ商品を維持することは捨ててインターネットでの流通だけを考えてより単価を下げていくことしか勝利への道は無かったはずなのだ。
Appleが技術的に優れているわけでもブランド力が高かったわけでもない。経営判断、戦略だけの差がこの結果を作り出している。経営者の資質がその企業の価値に大きく関わっているという端的な例とも言えよう。
投稿者 so-go : 18:28 | コメント (361) | トラックバック
2005年06月07日
Quad-Core Opteron
http://www.lilac.cc/~mo0208/sunbbs/index.html
すごいなしかし。QuadはSocket939/940には来ないのかも知れないが、それでも面白い。個人的にはこれで宅鯖立てて今まで糞重かったサービスを余裕で提供できそうな点で興味深い。別に今のDual Opteronでもいいわけだけれども、やっぱり今の今まで1000万円以上したようなシステムをダウンサイジングするところに夢があるわけで。
あとは、16プロセッサのブレードサーバーとか登場した日にはかなり萌える。間違いない。
投稿者 so-go : 17:51 | コメント (4) | トラックバック
2005年05月23日
Cellで何をしたいのか
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0521/e304.htm
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0521/e305.htm
このインタビューを見ると、やはりまだまだコンピューティングパワーが不足しているという認識を再確認する。映像を高画質化する作業などは膨大な演算量が必要で、東芝にしろソニーにしろかなり気合いの入ったDSPを叩いて映像を作ってきた。しかしDSPは数が出ないし、柔軟性もない。結局のところ、巨大な開発リソースと設備投資を注ぎ込める汎用のプロセッサの方がいいということにもなる。他にも演算力が欲しい分野はいくらでもある。ゲームもそうだろう。
Cellの場合は、LANでつないだ機器のCellまで制御出来る。計算力を増やしてより高度な処理をさせることが出来るようになる。そのためにセキュアな制御が可能なわけで、アーキテクチュアからして初めからそのような用途を想定して作ってきたわけだ。これはただの演算力のモンスターではない。
俺の妄想によると、PS3がサーバーとして機能し、Cell機器が制御可能で、さらにPS3にはIn 1/Out 2のLAN端子が装備されているという点から連想できるのは、いままでのクラスタより遙かに簡単な形で高性能なスーパーコンピュータが構築できるということだ。
直近のTOP500リストによると1TFLOPSの実効性能があればTOP500に載るようであり、そのレベルのものがPS3が200台もあれば作れるだろう。PS3の本体価格は5万円を切るレベルということなので、たったの2~3000万円程度で現在のTOP500レベルのスーパーコンピュータが組める。なかなか素晴らしい。
というか、むしろグリッドでインターネット経由でもいいわけだ。そのように作ってあるわけだから。今のネットゲームなんかでは当然、クリティカルな部分を端末に任せるわけにはいかないわけだけれども、PS3の場合はセキュアだから、端末の演算能力を活用できる。すると、いまのMMORPGなんかが抱えるサーバー能力の問題とかは問題にならないし、今よりもかなり巨大な世界を構築できる。世界をシミュレートするようなかたちもアリなので、遙かに豊かな世界観、変化に富んだ世界を作れる。
とにかくコンピューティングパワーというのはいまのところあればあるほど有り難いし、より活用される方が有り難い。そういう意味でCellのコンセプトは本当に面白いように思う。まあ今後、運用面でしょぼいことになる可能性は高いわけだけれども。
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2005年03月19日
iPod的なもの
iPodと同様の機能を持ったデバイスを各社が競うようにリリースし出した昨今であるが、なんというか、多くのメーカーのセンスのなさが浮き彫りになっている気がする。
音楽をたくさん持ち歩けるということと、全部持ち歩けるということには雲泥の差がある。何百曲入るから持ち歩いて聴くには十分だというような思考でデザインされた商品は、実際に購入して使用した人には飽きられ、やがて別の製品へと移られてしまう。
iPodの肝はカタログスペックで何GBのHDDがあってどれだけ曲が入ってサイズはこんなに小さくてとかそういうことでは全然無いわけで、曲を全部持ち歩いたとしてもそこから自由に聴きたい曲をサッと探せるあのインターフェースこそが最大のポイントなわけだ。それを置き去りにしてiPodより多く曲が入るとかより小さい、軽いと言ったところで無駄であり、多くのメーカーが開発において重要視すべきところを間違えている。
なぜiPod Shuffleが少ない機能しか持たず、液晶画面もつけていないのかといえば、それは無駄だということを良く理解しているからだ。100曲や200曲といったレベルではライブラリを持ち歩くというような楽しみ方をするには全く足りず、ウォークマンのように音楽を持ち歩いて聴くだけの存在でしかありえない。そのために必要な機能を残し、あとはいかに存在感を持ちながら存在感を殺すデザインをするか、そこに注力したのだろう。
松下が満を持して発売するSDカードを採用したポータブルプレイヤーのようなデザインでは「ごつい」感じになって存在を殺せない。だからデザインのために内蔵メモリーのみというスタイルを敢えて取っているということだろう。機能が上でも、魅力が全く違うのだ。
技術力などよりもデザインセンスを優先するようなスタイルをとれるメーカーすら少なくなっているというのは哀しいことだ。もはや多機能高機能で小さく軽くすればいいという時代でもなく、垂直統合的なデザインセンスこそが商品価値のために最も求められていることなのである。
投稿者 so-go : 17:51 | コメント (366) | トラックバック
2004年12月27日
三菱化学メディア、容量30GBのUDOディスクを製品化
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/1227/mcm.htm
まあ凄いと思うし、興味も持てるんだけれど、高いよね。3.5インチハードディスクは1GBあたり50円を切るかどうかってところに来てて、30GBで1万円もするとなると、実際に使いたい人は少ないでしょう。
ハードディスクだって133GB/プラッタのものが出始めて、まだ大容量化は進んでいくのだろうし、そろそろ小型化の流れがあってもいい。この製品だと厚さ1cm以下の2.5インチハードディスクと比べたら価格的にも性能的にもメディアの大きさ的にもアドバンテージ無いっぽい。
恐らくはBlu-rayと同等の技術というか、クローンだと思うんだけれども、主流になり得ないこういったメディアってなんか意味あるのかね。よくわからん。
(追記)
何となく2chにトラックバック送ってみる。
http://pc5.2ch.net/test/read.cgi/pcnews/1104139100/
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