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2017年1月7日土曜日

アレルギー体質なので「リーキーガット症候群」を疑ってみる

私は喘息、鼻炎、アトピー持ちのアレルギー体質です。調子が良いときと悪いときがありますが、悪いときはステロイド外用薬や抗アレルギー薬が欠かせません。いろいろとWebで検索したりして対策を調べていると、いくつかのことが気になってきました。その一つが「リーキーガット症候群」です。

リーキーガット症候群というのは、腸が傷ついているために腸壁から本来入らないはずの菌や食べ物のかす、毒素などが体内に入り込んでしまう状態のことだそうです。よく少食や断食を奨めている書籍などでも、現代人の腸は休む暇がなく弱っているということが書かれていますので、その一つということかもしれません。

Kindle Unlimitedに「リーキーガット症候群」という本がありましたので、読んでみました。


どうも著者のトンプソン真理子さんという方は医療の専門家ではないということもあり、必ずしも科学的に正しいわけではないようですが、米国で出回っている情報をよくまとめてあるという内容のようです。

腸の「漏れ」が引き起こす体中の炎症


リーキーガット症候群の正式な医学的名称は腸管壁浸漏症候群というそうです。

腸には、食べたものを消化吸収するほか、体からの老廃物の排出、食べ物に含まれる体に悪い病原体や毒物のフィルターの役割があります。腸内の善玉菌の働きが弱まると、腸壁の結合部分の隙間から病原体や毒物が入り込みやすくなり、それがリーキーガットと言われるものだということです。

この状態になると、血液に乗って異物が体中に流れていき、体の免疫システムの反応により体中で炎症を起こしたり、栄養素の吸収を阻害するらしいです。またこの異物を処理する肝臓にも大きな負担がかかります。そうしてリウマチやうつ病、アレルギー、慢性疲労などさまざまな形で発現しますが、リーキーガットを治さなければ病気は治らず、さらに他の病気もどんどん併発していくというわけです。

本の中には皮膚疾患や関節痛、疲労、能力低下、喘息などリーキーガットがもたらす数十にわたる病気、不調のリストが載っています。QOLの低下につながっているのは明らかなので、もしリーキーガットであれば、何らかの対策をしたいところです。

載っていた自己判断テストをやってみた結果は、「おそらくリーキーガットである」でした。

リーキーガットの原因の可能性を列挙


以下のようなものがリーキーガットの原因として挙げられています。

  • ロキソニンなどのNSAIDs
  • 抗生物質
  • ステロイドの長期的使用
  • 制酸薬(キャベジンとか?)
  • 経口避妊薬
  • ガンの化学療法や放射線治療
  • アルコール、カフェイン、精製砂糖、精製炭水化物、食品添加物
  • 穀類
  • 亜鉛、ビタミンB6、ビタミンA、L-グルタミン酸の不足
  • 長期のストレス
  • フリーラジカル
これらを全て避けることはできませんが、リーキーガットの原因かもしれないという意識を持つことが、改善につながるのではと思います。

リーキーガットを治す方法


リーキーガットを治すには、上の原因となるものを取り除くほか、以下の食べ物も摂らないことが大切だそうです。

  • 辛い食べ物
  • イースト食品(アルコールが発生する)
  • 残留農薬
  • 乳製品(カゼイン)
  • 水道水(塩素)
  • 合成洗剤や化粧品
  • アレルギーの心当たりのある食品
  • ナス科の野菜(ナス、トマト、じゃがいも、ピーマン)

逆に摂ったほうがよいものは以下のものということです。

  • 骨ごと煮込んだスープ(牛、豚、羊、鶏、または魚)
  • 発酵食品
  • 蒸したりゆでた野菜(特にアブラナ科のブロッコリー、キャベツ、カリフラワー、ケール、アスパラガス、芽キャベツなどや、オクラ)
  • ココナッツ
  • 良い油脂(卵の黄身、青魚、牧草飼育の肉、アボカド、ナッツ、バター、オリーブオイル、えごま脂、チアシード、亜麻仁、ヘンプシード、胡麻の油)
  • 果物
  • 蒸留水
  • プロバイオティクス・サプリメント
  • 以下のサプリメント
    • オメガ3脂肪酸
    • 消化酵素
    • L-グルタミン酸
    • ベタイン塩酸(ビタミンB12)
    • 甘草
    • アカニレ樹皮
    • アルテア根
    • ケルセチン
    • アロエベラ
    • 亜鉛
    • ガンマ・オリザノール
    • N-アセチル・グルコサミン
    • N-アセチル・システイン
    • Seacure(深海魚のタンパク質のペプチド)
    • カプリル酸
    • ピクノジェノール
    • 抗酸化物質

デトックスの方法として、以下の方法が紹介されています。

  • 3日~1週間を果物と野菜だけで過ごす
  • ビタミンCフラッシュ(ポーリング博士の方法でビタミンC大量摂取)

本気で根絶するのはなかなか難しいが、軽減はできるはず


この本の中にはいろいろと詳しい説明や日常での生活習慣に関することなどが載っているので、もし自分のように鼻炎やアトピーなどで悩んでいるようであれば一度読んでみてもいいのではと思いました。しかし、正直言って、現代の生活でここにあるようなリーキーガットの原因となるものを完全に遮断することは難しいということがわかります。

しかし腸の役割と体の不調との関係が意識できたので、体調が悪いときにはアルコールやカフェイン、砂糖を控えることやブロッコリーなどの野菜を摂るといったことが出来るはずです。

この本に書かれていることが正しいとは限らないのですが、私個人としては慢性疾患や慢性疲労は医者にかかっても治らないということもあり、一旦ある程度信じてみてもいいかなと思いました。