生命の地球上での出現についての学説
・古代ギリシアのイオニア学派(B.C.600頃) すべての生命は水や土から生まれたと考えた
・アリストテレス(B.C.384~322)は自然発生説をとなえた(以降2000年ほど生命科学は進展しない暗黒の時代)
・フランシスコ・レディー(1668) 実験によって生命科学がやっと進み始める
・ニーダム(1749) 羊の肉を瓶に入れて混ぜて加熱 → 微生物の発生が見られたためアリストテレスの自然発生説を支持 (この実験は予め微生物を死滅させていない、滅菌もしておらず不備のあるものであったと今は考えられている)
・スパランツァーニ 肉汁→アンプル→微生物の発生なし
・プーシェ 生気論者 フラスコ中から微生物
・ルイ・パスツール 自然発生説の打破 外から細菌が入らない白鳥の首型のフラスコ
・生命連続説
・汎種説 (1908) 隕石についてきた
現代の考え方
・135億年前のビッグバンから地球の誕生46億年前までの時間が経っている
・化学進化 低分子化合物→高分子化合物→コアセルベート
・生物進化 原始生物→原核生物→真核生物 と進化してきた
・原始生物の誕生(38億年前)
↓嫌気的 従属栄養生物(有機物を用いる)
↓嫌気的 独立栄養生物(光合成など、無機物から栄養を作る)太陽エネルギー利用、有機化合物合成
↓シアノバクテリア(藍藻)の出現 (22~20億年前)
↓ミトコンドリア
↓葉緑体
↓O2
↓真核生物
↓多細胞藍藻の出現(10億年前)
↓多様化した生物の誕生(6億年前)
カンブリアはイギリスの西の方の山脈にちなんでいる