昨年休みがとれなかったこともあり1週間の休みをもらって日本へ帰ってきた。冬服を持っていなかったので金曜日に313@Somersetのユニクロでフリースとブルゾンを購入し、2月18日の土曜日に成田空港へ到着、そこから電車で1時間、自宅のある船橋へと向かう。天気もよく、グリーン車の車内はぽかぽかして気持ち好かった。これならそんなに心配することないなと思った。

船橋の改札口を出た瞬間、恐ろしいほどの冷気が襲ってきてびっくり。想定シナリオの中から、とりあえず近くで防寒具をひと通り買い揃えるというシナリオを発動し、ダイソー船橋店へ直行。ここは6階建てでかなり品揃えも豊富。ここでグローブ、イヤーウォーマー、マフラー、使い捨てカイロを購入し、グローブとイヤーウォーマーをすぐに装備すると防御力も上がり、とりあえず大丈夫になった。

自宅は室温1~2度と冷え切っていて、ガス暖房をとりあえずつけてみるがなかなか室温が上がらず、エアコン併用でやっと追いつく。エアコンが2011年購入の新しいものなのでなんとかなったという感じか。一応+14度目安ということで16度まで上げる。

シンガポールは基本的に年中最高気温は30~33度、最低気温は24~27度くらいという感じであり、湿気が高く、ずっと蒸し暑いと言えるが、最近は昼間の時間帯以外はさほど暑くもなく快適という感じだった。東京の夏との違いは、東京だと近年は最高気温が35度を超えたり、さらにヒートアイランド現象で局所的にさらに熱くなったりといったこともあるが、シンガポールでは台風及びフェーン現象もなく、徹底的な緑化政策もありヒートアイランド現象も抑制されていて、そこまでの気温上昇が無い。

日本には季節があり、衣替えがあって、また季節ごとに美味しい食べ物も変わったりという変化があるということを改めて考えると、そこにある変化と需要のサイクルは日本の文化を本当に多様化していっているのだなあ、ということに思い至る。(それ以外にも北海道から沖縄、亜寒帯から亜熱帯まである地域の幅広さもあるのだろうが、自分は北海道にも沖縄にも行ったことがないので本当の実感としてはまだない。)

それにしても寒い中を歩いて、適当な飲食店に入って食べる温かい食事の美味しいこと!シンガポールでは探せば何でもあるとはいえ、はっきり言って格が違う。これは日本人が長年培ってきた素晴らしいものなのだなあ、と思う。失われた20年などと言うが、その間にも日本人の生活はずっと進化してきているのだ。