私の元同僚でよく日本の将来について語った友人がこのほどシンクタンクを立ち上げたということで、政策論もぼちぼち思いつきベースでやっていこうかと。
今回は通貨発行権で財政をまかない、公的支出を増やそうという議論に対して、インフレが制御できなくなってハイパーインフレにつながるとか訳のわからないことを言っている奴とかそこまで行かなくてもインフレ率が上がりすぎて苦しむとか言ってる奴って今の状況見えてんのかっていう話。
列挙すると、
1.今デフレじゃん
2.今超低金利政策やってて上げる余地が大きい
3.消費税も5%と低めの水準であり上げる余地がある
4.設備稼働率に余裕があって、失業率が上がっていて、供給が増える余地がある
5.ある程度円高水準であり貨幣価値の低下に対して耐えられる状況
6.外貨準備も高水準で、過度の円安への対応が可能な状況
7.政府資産は未だに400兆円規模と莫大で、大量に売却して供給することができる
8.減反政策をしており、また備蓄米もある状況で物理的な食糧不足の懸念が考えにくい
5つじゃ足りなかった。まあそんなわけで需要側が年間20~30%上がってもさほど心配する必要がないくらいに供給側に余裕があるのが今の日本の状況であって、いいかげん金融機関から国債という選択肢を取り上げていっていいと思います。