シンガポールにはいろいろな国から来た外国人がそこら中にあふれていて、やはり経済的に圧倒的な豊かさを持っているだけあって日本と同様に途上国から出稼ぎという人は非常に多い。
しかし彼ら彼女らと話していると、シンガポールはビザが取りやすいから来ているが本当は日本に行きたいという話がよく出てくる。シンガポールは景気もいいし日本と同じくらいは稼げるだろうしシンガポールでいいじゃんって言ってみたら、それでも日本のほうが稼げるし快適で安定してるという。
確かに日本人で英語が苦手な自分からすると日本はやはりいいが、ほぼ完璧な英語話者のフィリピン人とかインド人ですら日本のほうが快適というのはちょっと想像の範囲外なのだが、シンガポールが急激に東京大阪を追い上げて、本当に追いついて来たのはここ10年の出来事だし、まだ日本には圧倒的な先行イメージがあるのかも知れない。
あとはシンガポールはやはり富豪を最優遇し、底辺の労働者は時給300円の世界だ。シンガポールの社会は今のところ労働者は買い叩いて使うものという状態ではある。日本では外国人労働者と言っても700円程度からの最低賃金が適用される。この違いは途上国の人々にとってのシンガポールでのビザの取りやすさ、日本での取りにくさの要因の一つでもあるのだろうし、日本にいれば労働者は労働者、保護される対象になる。
近々タイへ旅行するが、英語圏外ということで英語が通じない可能性というのは自分にとっては恐怖に値するのだが、日本へ行きたいという彼らにはその恐怖は見られない。そこは単に途上国ならではの積極性なのか?それとも日本は意外とそれでも大丈夫な国なのか?