各局「ペニオク芸能人使うな」通達 ほしの、小森等の命運は
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/celebrity/618807/
この記事では小森純、ほしのあき、ピース綾部、熊田曜子、永井大の名前が上がっており、今後はこれらの芸能人は使われないようになるという。
被害状況、犯行状況がはっきりしないので行政的処分こそされていないが、やっていることが詐欺や私営賭博の幇助である可能性が高いという状況であることは業界関係者は当然認識しているはずだ。
ここでは出ていないが他にも名前が上がる芸能人としてデヴィ夫人や東原亜希、菜々緒、その他3流以下の芸能人が多数いるが、全てが虚偽であったり詐欺サイトかどうかはわかっていない。
今のところペニーオークションに対しては架空の落札者を使用して入札にかかる費用を騙し取るという手口について詐欺罪であるということは言われているが、入札権を奪い合い格安で落札する可能性があるという射幸的な面については問題であるという行政判断はされていない。
ペニーオークションを批判する人の中にも両者の全く性質の異なる問題を混同してペニーオークションであれば詐欺であると断じている馬鹿者もいるが、ペニーオークションという仕組み自体が公開されている通り運営されているのであれば違法賭博ではありえても詐欺ではないので、別の問題である。
ではなぜペニーオークションで詐欺が横行するのか。
まずペニーオークションの運営に手を出す者が詐欺をはたらくことに抵抗感が低いということ、ペニーオークションサイトの運営パッケージの商品に架空の入札者を使って値段を吊り上げたり、入札権で金を払わせるだけ払わせて落札させないようにする仕組みが備わっていることがある。運営マニュアルなどにもその仕組を使うように書かれているのかも知れない。そして芸能人もまた架空の落札者であり、そうした手段を使うことにも抵抗がないのだろう。
もう一つは利用者側で、ペニーオークションに手を出してハマってしまうような利用者はパチンコ、スロットでお金を使ってしまう人たちと一緒で金銭感覚が甘いところがあり、騙されても気が付かないことが多いのではないだろうか。
もしきちんと運営されているペニーオークションのサイトがあるのであれば、利用者が少ないサイトほど有利であり、入札するならば各商品スタート価格付近の1回だけにするというのが正攻法だろうが、サイトの利用者数などわからないし、詐欺サイトか否かの判別もつかないし、利用者数が本当に少ないサイトほど架空の入札者を使っているのだろうから、現状では手を出さないのが正解だろう。