国立大学を受験するため、この1月19日、20日とセンター試験を受けて来ました。
受験した科目は以下。
1日目: 地理B、政治・経済、国語、英語(筆記)、英語(リスニング)
2日目: 理科総合A、物理I、数学I・A、数学II・B
自分は国立大学の文系志望なのでそれに合わせて、また、社会人であることを生かして常識力やビジネスの知識で解ける科目を選びました。
しかし、歳をとってからの大学受験、そして世の中で学んだスキルを生かしての省エネ受験での落とし穴に試験中に気がつく。それは肩や腕のスタミナと、鉛筆で長時間書き続けることへの慣れが圧倒的に足りていないこと。
社会人であれば普段、鉛筆やシャープペンシルを使う機会はあっても、チェックなどチョコチョコっと使うくらいということがほとんどかと思います。基本的にはほとんどパソコンやワークステーションを使い、それ以外でもボールペンや万年筆を使うでしょう。
そして改めて鉛筆を使ってみると、最近のボールペンなどと違って書くのに力がいることに気がつくのです。最近のボールペンは非常に優秀で、とても軽くなめらかに鮮明に書けますから、全然違います。
そんなわけで私の肩や腕が保ったのは最初の2時間だけ。TOEICの試験時間と一緒ですね。TOEICではそんなことを気にしたこともありませんから、2時間くらいは大丈夫ということでしょう。
1日目午後の国語を開始してからしばらくすると肩の痛みがひどく、後半はまともに出来たものではありませんでした。そんなことを言ってもしょうがないので英語ではそれに負けずに頑張るということに決め、とにかく休憩時間は肩を休めることに専念しましたが、結局後半は激痛の中問題を解くことに。もはやこれは苦行です。
2日目は理科と数学なので計算もしなくてはなりませんので大変です。午前の理科はまだ良かったのですが数学ではもう肩と腕の限界に挑戦という感じです。また高校生や予備校生たちと違って「効率よく解く」テクニックなどを無視していたことも計算量の増大に拍車をかける結果に。
結局のところ模試を受けたり実戦形式での過去問演習をしたりするのを怠っていたために本番当日になって気がつくわけですね。とりあえずフルに活かせば点がとれる程度の知識があって過去問が解ければ良い点数がとれるというものではないということがよくわかりました。
こうならないためには圧倒的に十分な知識を深いレベルで身に付けるか、普段から「肩を鍛える」必要があるでしょう。少なくとも問題の内容だけ見て「このくらいの試験なら大丈夫だな」と甘くみることは最悪の結果を招くかもしれません。
そして一応の自己採点を終えましたが、目標からするとあまりにも悲惨な結果です。過去問などではとったことがないような異様に低い点数となり、2次試験に気が抜けない状況となりました。思考力が必要になる「国語」が圧倒的に足を引っ張りました。英語もそれはそれは酷いものでしたが。
とにかく身体的にも試験結果的にも非常に苦しいセンター試練でした。
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