「3DS」が国内販売1千万台を突破 任天堂の携帯ゲーム機
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/infotech/620394/
一時は非常に売上が落ち込んで値下げでのテコ入れを余儀なくされていた3DSだが、PS Vitaの低調ぶりと比較すればずいぶん健闘していて、普及期に入りつつある。
PSPが未だに売れ続けているのと比べると、3DSの場合はDSやDSiのカートリッジがそのまま使用出来るので、DSiを買うくらいであれば少しだけお金を足して3DSを買おうということになる。これはDSiの実勢価格11,000円程度に対して3DSが定価15,000円という価格設定の妙があって、DSiが価格の安い客寄せ商品に相当し、いざ購入の段になって上位の3DSへ客を誘引するという形になっている。
PSPとPS Vitaの場合では、PS VitaではPSPのダウンロード販売のソフトが遊べるとはいえ、PSPのUMDがそのまま使用できないため、上位互換機とはみなされていない。機能や性能からすればPS Vita自体はものすごくお買い得なガジェットではあるのだが、PSPを買おうと思った客がPS Vitaになかなか流れにくい構造になっている。
PS Vitaは外付けUMDドライブをつけるなどの何らかの対策をとらないとこのまま終わってしまう危険性があると思う。Bluetooth 3.0を利用すれば仕様上はUMDの読み取り速度を上回る転送速度があるので、無線外付けUMDドライブというのも可能ではないだろうか。