ダボス会議でアベノミクス黙認がほぼ決まってしまった様相のため、このまま円安圏継続、株高は確定路線になったということで良いかとは思う。円は90~110円くらいへ。株価は徐々に利益確定させながら上昇していき、さらに上を目指す展開になるとは思う。
とは言え今の株式市場の状況は何でもかんでも循環物色で上がっているといった感じで、本来なら円安で逆に打撃を受ける輸入小売業に関わる株や、東南アジアにシフトしている製造業などもどんどん上がっていっている。これは果たしてどうなのか。次の決算かどこかで大きく株価が崩れるように思う。
決算の悪いファナックや、円安がきつくしかもかなり加熱しているファーストリテイリングなど日経平均への寄与度が高い銘柄が崩れれば株式市場全体に大きな影響を与えるので、イケイケで買っていけば儲かるとだけ考えているとやられるかも知れない。
ここ数週間を見ていると全体的にボラティリティは高いままで、しかもコールの価格がやたら高いという変な状態にある。IVが高いためオプション全体に高めではあるのだが、それ以上に個別株のスペシフィックな要因で乱高下しがちな感じがするので(ソフトバンクとかもいろいろ出てくると思う)、やはりオプションの買いは必要。
あとはやっぱり戦争が始まったり富士山が噴火したりすると更にボラティリティが高まったり乱高下すると思われるので、そうなった時には一気に稼げるという状態にしようと思っている。