「新しいゲームにご案内」挑発繰り返す真犯人 遠隔操作事件 記者にパズル問題
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/619949/
遠隔操作ウイルス事件については事件の重大性に比して異常なほどの捜査体制が敷かれ、警察は警察の威信のために操作に力を注いでいる。殺人事件や高額強盗事件などでは全くないのに懸賞金すらかけられているというのはおかしな話のはずだ。
誤認逮捕については、取り調べをして誤認であったことを確認すればそれで済む話で、単純に捜査能力の問題なのだから仕方ない。しかし、無実の人間が取り調べの過程で自白させられていることはとてつもなく重大な問題だ。
無実の人間を犯罪者に仕立て上げることは極悪な行為であり、取調官やその部門の責任者などこれに加担した人物は全て厳重に処罰されなくてはならない。なのに、警察側は自白を強要してはいないので警察は悪くないということで話を終わらせようとしている。それがどうしたという話で、結果として無実の人間が自白しているということは取調に重大な欠陥があり、警察が善良な人間の人生を破壊する重大な被害を与えているということに他ならず、このまま終わらせてはいけない。
犯人は近いうちに逮捕されるかも知れないが、もう一方の犯人である警察の方は野放しだ。そのことを、この事件の続報が出るたびに思い出し、もし取調べの問題が解決しないまま事件が収束したならば、今後全ての事件について警察を疑ってかかるしかない。
また、もし今回監視カメラの映像から犯人逮捕に結びついた場合、警察は遠隔操作での犯罪に対して捜査能力がないという判断をせざるを得ないわけで、警察の威信の回復には全く繋がらないことになるので、その点は世間も勘違いをしないでいただきたいとは思う。