中国の野望にくさび打て 尖閣、石垣・宮古、台湾まで…侵攻想定
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/diplomacy/619400/
記事によると中国の国防費は2030年には日本の9倍以上にもなり、米国をも上回ると予測されている。現時点では日本との国力の差がないが、2030年には日本の数倍の国力を持っているはずなので、軍事侵攻に対して対応することが非常に難しくなってくる。
もし日本が軍事力を大幅に増強して対応しようとすれば財政上の負担も大きく、また有効に機能するかどうかもわからない。日本が財政力を削がれることは国力を削がれることにも繋がるので、避けなければならない。
中国と領土問題を抱える国は、ロシア共和国、ロシア連邦トゥヴァ、モンゴル、台湾、日本、北朝鮮、韓国、タジキスタン、アフガニスタン、パキスタン、インド、ブータン、ミャンマー、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ブルネイがあり、潜在的にはキルギス、ネパールとも歴史的な問題がある。ラオス、カンボジア両国は立場的に中国の影響下となっているため、それらとの国境問題があるタイ、ベトナム両国は中国とはその部分でも対立関係にあると言って良いと思う。
これらの諸国との関係強化が非常に重要であり、また逆に中国と関係の深いカザフスタン、あるいはタンザニアなどアフリカ諸国に対して日本からも関係を強めることも中国への揺さぶりになる。
そして中国分割論にもつながるが、中国での独立運動で大きいものは3つ、チベット、東トルキスタン、内モンゴルがある。チベットについてはやはり歴史ある国であり人権問題もあるため揺さぶりをかける材料としては良い。東トルキスタン独立運動はもともと民族自治を目指す新疆ウイグル自治区に住むウイグル族、カザフ人、キルギス人にとっては実はあまり評判が良くない面もあるようで、単なる政治圧力の箱となると思う。内モンゴルについては満州、モンゴルの歴史から掘り返して、中国北東部の民衆へと情報を広めていく根気強い工作が必要だろう。
国力で上回る相手を抑えこむためには外交力が必要だが、交渉力で戦争が避けられるとか軍事力を持たなくて済むという夢想に逃げてはならないし、日本も他国のために力になるから、他国が日本の力になってくれるということを忘れてはならないことだ。