消える「ミリオン」 ソニー、プレステ”世代交代”の大誤算
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/manufacturer/619609/
大ヒット大成功に類するPSPからPS Vitaへの世代交代に失敗しているが、そもそも過去に購入したソフト資産がそのまま使えないのに世代交代に成功した例は近年では無いわけで、PSPのユーザーが大部分Vitaに移行すると思っていたとしたら愚かだろう。
そしてPSP goをやめてしまった上にPSPの新モデルも出さないというのも酷い。未だにPSP-3000がある程度の売上を上げているが、機能的にけっこう古くなってしまっている。今の時代に合った新型のPSPを出して、ユーザーの希望に応えて欲しいと思う。
PSP goがなぜ駄目だったか。値段の高さとUMDが使えない点、ディスプレイが小さくなったところなど、PSPから劣化している部分が多々あったからだろう。やはりUMDドライブを装備したPSPの正当な後継機種こそが必要だ。
PSPの古い点を単純に直して最新仕様にすればかなりいいものになるのは間違いないと思う。具体的にはPSP-3000から変更点で、
・Bluetooth対応
・無線LAN IEEE 802.11n対応
・無線LANのセキュリティレベルWPA2-PSK対応
・充電を常時USB端子から可能
・メインメモリ256MB以上に増量(Webブラウジング等には必要なため)
・HDMIまたはDisplay port出力対応
ここまでは必須で、さらに欲を言うならば、
・背面、前面のwebカメラ内蔵
・そのままskypeハンズフリー通話が可能
・Walkman相当の音楽、動画マネージャ、ノイズキャンセリング機能をつける
・右スティック追加、R2, L2ボタンを申し訳程度でいいので配置
・qiでの充電に対応
・microSDスロットを追加
・YouTubeアプリ内蔵
このくらいまでやってもコスト的に十分リーズナブルな範囲に収まるはずだろう。基本的にやりたいゲームはPSPのゲームで良いし、それをまず快適に遊べることが価値だ。そして音楽、動画再生、インターネットについては無線LAN関係の古さとメモリの少なさがネックになっていたはずだ。現在であれば少ないコストで解決出来るのだから、そろそろモデルチェンジの時期なのではないだろうか。
PSPはまだ売れ続けていて、ソフトも出続けていて市場はあるのだからそこを大事にして欲しいと思う。