中国が尖閣を抑圧できる方法 「武装警察」上陸に警戒せよ
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/other/634220/
他国の領土において起こった事件を鎮圧するという名目で侵略するという方法は、かつて関東軍が満州から華北へ南進し、やがて日中戦争へと繋がった策謀を連想させる。
当時の日本軍は、「戦争」ではなく「事変」であるということで、戦争に関する国際法を無視した民間人からの略奪、捕虜の殺害等を行なっている。日本の内閣や天皇としても望ましくない事態だったが、最終的に当時、軍の暴走や私的運用を止められる者はいなかった。法律から全く外れた存在になってしまった結果、中国から東南アジアにかけて民衆を大いに苦しませることとなった。
まさに今、中国がチベットや新疆ウイグルなどで行なっていることであり、南沙諸島においても行われ、また当然同じことを尖閣諸島や沖縄でも行うことが出来ると考えていても何の不思議もない。
「戦争」なのかそうでないのかという線引きするのは難しいが、いのちを守るためには逆に「戦争」にしないといけないということもある。国家という枠組みが我々の生活にとって問題がないものであれば、その主権を守り切らねば、最悪の不幸な状態になり得る。
大事なのは表面上の「平和」なのか、それとも命や幸せや自由なのか。「戦争反対」を叫ぶのはいいが、何も考えずに叫んで、無抵抗や軍隊の追い出しなどを言っている人たちは、もっと本当の平和が何なのかを良く考え、真面目にならないといけない。