株価、リーマン直前基準に回復も…日本経済の牽引に不安
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/policy/636780/
株価が急に上がっているのは、昨年まで株式市場自体があまりにも機能していなかったためにあるべき水準よりずっと株価が安かったのが、流動性が上がったことによって再評価されて来ているということが大きく、一部の銘柄を除けば特にバブルに突入という様相とも言えないと自分は見る。
記事に挙げられているファーストリテイリング、ソフトバンクは株価が上がっていっているが、円安で大きく恩恵を受ける企業とは言えず、また基本的にデフレ下で下級財需要を拾って大きくなった会社でもあるため、これまでのような業績の伸びが今後同じ形では期待出来ないかも知れず、これまでも特に安値放置されていた銘柄ではなかったために、これから株価が上がっていくようにはちょっと思えないのだが、恐らく先物主導の中で株価が上がっていってどこかで調整することになるんじゃないか。
円安ということで、一昨年に仕事で行ったニトリの決算説明会を思い出す。ニトリは基本的に輸入・内需型なので円高有利な企業だ。その時はニトリは為替ヘッジを行った後にかなり円高になったために為替差損を計上していて、社長は今後も円高が続くことが考えられるので為替ヘッジを控えるといったことを言っていた。
今回のアベノミクスのようなかなり積極的な金融緩和というのは考えにくかった以上、円安になる要素はなかったので間違った考えとは言えないかとは思うが、同じような考え方をしていた企業では今回の急激な円安にやられてしまったところはあるのではないかと思う。そういったところの株価も上がっていっているようなところがあるので、相場としては一旦大幅な調整が入るのは間違いないのではないか。
【参考記事】
株価どこまで伸びるのか 1万4500円の強気予想も
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/finance/636252/