運転中のヒヤリをなくす? 自動運転技術の最先端とは
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/manufacturer/635863/
安全運転への心がけや、事故防止機能が言われているが、事故が起きる大きな原因は道路の状況にあると自分なんかは思っているのだが、公共事業で道路環境を全体的になんとかしてほしい。恐らく交通事故は激減させることが現実的に可能なはずだ。
いくら気をつけていても、運が悪く事故になってしまうことがあるのは、運転者であれば誰もが知っていることだろう。そんな時でも、もし交差点の見通しが良ければとか、あそこに車が止まっていなければ、といった環境面での条件があることが多いはずだからだ。
見通しの悪い交差点の改善、歩道橋の建設と横断禁止の措置、交差点付近への駐車防止、左折用道路の設置、カーブでの雨や凍結スリップを防止する舗装、自転車・原付用走行帯の設置、バス停車場の設置などのハードウェア面と、道路を狭くする設置物の徹底排除、特に交差点付近やカーブ、交通量が多く狭い道路においての路上停車、駐車取り締まり、排除の徹底といったオペレーションサイドの対策を行えば、かなりの交通事故は防げる。
さらには交通量が多い地域での鉄道建設などは交通事故を減らす安全対策としての側面も効果に入れて積極的に考えてほしい。
安全運転を運転者の回避行動の能力に任せるのでは事故はある程度以上は減らないし、ストレスがたまり、社会全体にとって良くない。何十兆円というお金がかかるかも知れないが、毎年70万件もの事故が起き、5000人もの人が死んでいるのであり、それだけの血税を投じる意味は十二分にあるはずだろう。