「カップヌードルごはん」の準備が簡単に
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/manufacturer/635226/
水を入れてレンジにかけるだけと、だいぶ簡単になったのもさることながら、定価218円とかなり手頃になったことで、一気に定番化への道が見えてきたのではないだろうか。263円となるとやはり牛丼やのり弁と競合する値段になってしまうわけで、一時的に売れても定番化は難しかっただろう。
以前存在した大塚食品の「あ、あれたべよ」は300円ほどでレンジでチンするだけ、味も良いというものだったが、コンビニやスーパーの棚争いに強くなかったのと、逆に普通の食事すぎてジャンクフード的魅力に欠けたために定着しなかったのだと思っている。カップラーメンやおにぎりと惣菜弁当とのちょうど中間くらいのカテゴリーでは難しく、弁当の進化にも押されて消えたのだと思う。
今回のカップヌードルごはんはやはりジャンクな魅力があり、コメの満足感もあるということで、この価格であれば定着する可能性はかなり高いと思えてきた。思い切って価格を下げてきた日清食品はよく頑張ったと思う。
このカップヌードルごはん、山登りをする人にも話題だったりもするようで、登山では山で簡単に調理するためにアルファ化してから乾燥したご飯を持っていってお湯で戻して食べるらしいが、同じようにお湯で戻せば簡単に食べられ、味もついていて良いということのようだ。このようにお湯を入れる場合、熱湯の温度が保てない寒い場所でも大丈夫というのは、世界展開など可能性として面白いのではないだろうか。
しかし、公式な調理法としてお湯を使う方法は示されていない。早急にお湯を使って調理する調理法を正式に公開していただきたい。
【参考記事】
水割りの手間なし!お酒も「時短」 メーカー相次ぎ商品
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/manufacturer/633909/
ボンカレー、45周年記念で電子レンジ専用に衣替え
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/manufacturer/629811/