風呂で日常の疲れをとり、血行を良くし、体を温めることは健康のために、清々しい生活のために大事なことだ。特に冬は血行が悪くなったり体が固くなったりしやすいので、風呂で温まらなくてはいけない。
炭酸泉が非常に体を温め、血行を良くするということで炭酸の入浴剤を日常的に使っているのだが、強い炭酸泉は非常に効果が高いということなので、多めに2倍3倍と入浴剤を投入するなどしていた。
しかし、塩を入れても温浴効果が高く、しかも肌にも良いということらしいというのを最近知ったので、入浴剤と併用して塩を投入してみることにした。「塩 風呂」などで検索してみるといろいろ出てくる。
塩を入れる量については200リットルに対して大さじ2杯~7kgなどページによってかなりの開きがあるが、たぶん50g(大さじ3.5杯くらい)入れれば十分と判断した。
500g以上の説は、恐らく浸透圧で体内から水分を抜くような目的で、入浴後に体重を測ったときに軽くなるのでダイエット効果を刷り込むという目的で言われているか、それを実践して騙されているかだろう。1.5~2kgだと生理食塩水くらいの濃度を目指していて、5~7kgというのは海水の塩分濃度に近づけるという主張だと思われる。
そんなに濃くしてしまうと第一に風呂釜や配管に悪そうだし、ちょっと試してみて大惨事になると困る。それにお金が馬鹿にならないので目指すステージが違う。50gで体温が上がったり肌に良いというのはお金もさほどかからないし手軽でリスクが無いので良い。
根拠はないと思うのだが99%塩化ナトリウムの精製塩は良くなくて、マグネシウムなどの他のミネラルが入った「自然塩」が良いなどとされているので、自然塩の中で安い「赤穂の天塩」を使っている。マグネシウムが豊富でカリウムも割と含まれているのでたぶんこれで良いのだと思う。
ビタミンCの粉末は、パラパラと少量(0.5gくらいか?)入れて混ぜれば塩素を除去出来るので、手軽に肌に良くすることが出来る。
この風呂に入ってみると本当に暖かさが持続するし、肌の状態も良いように思う。
入浴剤は最も安いもので20円くらい、塩は自然塩で15円、ビタミンCは5円くらいだと思うので、40円くらいでかなり最強の風呂になる。塩をもっと安い精製塩にしてしまえばさらに安く上がるが、その辺の判断は今のところついていないのだが、そのうち試してみる。