戦争で総力戦となったときには平時の国家予算の何倍もの金額が戦費に注ぎ込まれることになるが、そうしないと国を失い、国民が皆奴隷のようになってしまうだろうという状況となるとそれを止めることは出来ない。
その悲惨な状況を考えるならば、千島列島や樺太、また南洋諸島などを獲得するために数百兆円も注ぎ込んで購入してしまうことも、選択肢としては常に持っておいて良いはずだ。ソ連崩壊の際にロシアから北方領土を「購入」しようとしたが国民的大反対を受けて断念してしまったことは残念で、衆愚政治の極みと言っていいと思う。
今後、経済成長にきちんとフォーカスしていかないと数十年後には経済強国としての立場もなくなり、偉大な防衛力である経済力のアドバンテージを失ってしまうことになる。
国を守り、領土を取り戻すためには経済力は必要不可欠だし、例えば200兆円の財政支出によって領土を購入することになれば、国民はその200兆円を稼ぎ、納税することでその「戦争」に協力することが出来る。命のやり取りをする戦争とは違うが、そのために国民一丸となって金を稼げ、というのはアリなんじゃないかと思う。
一時的なカネを支払って領土を得るということは、特にそれが広大なEEZをもたらすものであれば将来、子どもや孫の世代の繁栄に繋がることになる。
世界の何処かに「カネに困った国」があるのならば、例えばギリシャの島嶼部でもいいが、それにつけ込んで領土を購入するチャンスを常に窺う態勢にしておくのが良い。そのためにも、100兆円や200兆円はポンと出せるくらいの、今の10倍20倍の経済大国を目指していくことだ。