私の主張の一つである宜野湾環状バス構想についての概要を説明したいと思います。

この構想の意図は、

・普天間飛行場に分断された形となっている宜野湾市の東西経済を一体化し、域内経済を活性化する
・市外、県外からの来客に対して、宜野湾市という単位で周遊性を提供し、宜野湾市の消費活性化に繋げる
・公共交通の利用を大きく促進し、増え続ける自家用車による交通渋滞を緩和する
・自家用車の保有なく十分な生活可能の状況を作り、流入を促進する

といった点にあります。

想定ルートはだいたい画像のような形で、環状線を2つ重ねあわせたような形を考えて行きます。この意図は、西側の大きく2つの幹線道路、東側の330号線の間で自由に行き来することはもちろんなのですが、沖縄都市モノレールの浦西駅への接続、沖縄自動車道を走る高速バス、これから運行されるという幹線バスへの接続を考えるべきであるという考えから来ています。

ルートについてはいくつかの考えがあり得ると思いますが、恐らくこういった二重環状線の形で宜野湾市全域の経済を一つにまとめることができると思っています。

これが商業的に見合うかどうかというところが大事なところですが、いくつかのポイントがあります。

・観光バスの転用が多い今の沖縄のバスではなく、同じ大きさでも最大乗員が多く乗り降りがスムーズな一般的な路線バスの車体を使用すること
・現在の沖縄の路線バスでは乗降時の時間ロスが大きい点を重視して、反応が速いFelicaベースの電子マネーを導入し、Suica・PASMOとの相互利用とする
・一律料金とし、例えば現金200円、電子マネー160円で統一し、オペレーションを簡略化する
・2路線間の乗り継ぎは電子マネーを利用する場合は一律料金内とする
・1日700円といった上限を設定し、電子マネー利用で自動的に適用になるようにする

つまり重要なのはキャパシティを増やしつつ、移動時間を膨らませないという状態をまず作り、その上で需要喚起をするといった形になります。これができれば通勤通学の置き換えから始まりタクシーとの乗り継ぎなども含めた、市民にとっても来客にとっても主要な足となると考えます。

宜野湾市内であればだいたいどこへでも手ぶらで行ける状況、少しお酒を飲んでも気軽に移動できる、ついでに消費していくような状況が作れるだろうということです。

これを着想したのは、330号線側に住んでいる私が、真栄原~我如古~普天間方面あたりはバスで簡単に移動できるのですが、同じ市内のコンベンションや、大山・伊佐方面に行くにはけっこう時間がかかり、それなら那覇方面に行ってしまおうか、という状況になることが多かったということがあります。コンベンションや大山はショッピングには非常に良い場所なのですが、普天間飛行場を挟むと途端に遠くなってしまっているわけです。

ちなみにSuica・PASMO利用可能な状況というのは沖縄県外から来た人間からするとかなり大きくて、私も船橋ではよく路線バスを利用していましたが、路線バスがもしPASMOを導入していなければほとんど利用することはなかったと思います。バスを降りるときに後ろに人が待っていて両替するのは自分にとってはけっこう苦痛だったりするのです。この気持ちをわかってくれる方はどのくらい居るのでしょうか?