少し前のものになりますが、週刊エコノミスト 2016年11月29日号の特集で「おカネと健康 都道府県ランキング」というものがありました。
データは記事内には見やすくまとまってはいないので、文章中の記載も含めて沖縄県が何位だったかだけ抜き出して並べてみます。
救急時の病院収容所要時間(短いほうが順位が高い) 4位
貯蓄に占める有価証券保有額の比率 33位
収入に占める生命保険額の比率 47位
収入に占める定期預金額の比率 47位
金融リテラシー 46位
消費者ローン利用者の割合 1位
お金を借りすぎていると感じている人の割合 1位
緊急時に備えた資金を確保している人の割合 47位
男性平均寿命 29位
女性平均寿命 3位
男性健康寿命 2位
女性健康寿命 27位
乳がん死亡率(低いほうが順位が高い) 40位
生涯未婚率 4位
50歳以上の女性肥満率 1位
のんき度 1位
自殺率 25位
収入・貯蓄の低さは以前から明らかではありますが、その原因が金融リテラシーの低さと楽天的な精神によるということが浮かび上がって来ます。
おそらくのんきな性格自体は健康にはずっとプラスで、自殺も少なく長寿命で健康な県だったのだと思いますが、収入・貯蓄の低さが格差拡大で洒落にならないレベルになってきて、長寿は崩壊し、肥満が増加し、ストレスも増加してきているということではないでしょうか。