タバコ1箱500円時代
2018年10月1日、たばこの増税に伴って値上げが予定されています。これまでも10年ほど断続的に値上げされてきていて、そろそろ1箱500円の時代になり、出費が厳しくなってきている方も多いかと思います。
代表的な銘柄であるJTのメビウス(旧マイルドセブン)は、1箱440円から今回の値上げで1箱480円へと、約1割の値上げとなります。フィリップ・モリスのマルボロは470円から520円へと値上げになり、ついに500円を超えることになります。
手巻きタバコにすると4割安くなる
自分は普段、手巻きタバコにしているのですが、手巻きタバコにすることで出費を抑えることができるので、増税前の機会にそのコストの違いについて説明したいと思います。
手巻きタバコは「シャグ(タバコ葉)」「巻紙」「フィルター」から作ります。
自分の普段買っている手巻きタバコのシャグ「CHOICE」シリーズは30グラム710円で販売されていますが、だいたい70~80本の紙巻きタバコを作ることができます。また、巻紙50枚がついてきます。
巻紙は50枚80円から100円(税別)で販売されています。消費税8%であれば84円から108円です。ざっくり1枚2円です。
フィルターは102個200円とか200個380円(税別)くらいで販売されています。こちらもだいたい1個2円と考えれば良いでしょう。
シャグの値段から付属の巻紙の値段を84円として差し引くと、正味シャグは30グラム626円となり、70本作れるとすると1本あたりのシャグの値段は9円になります。
つまり、手巻きタバコ1本にかかるコストは
シャグ 9円 + 巻紙 2円 +フィルター 2円 = 13円
となります。
メビウスは1箱20本で440円ですから、1本22円です。22円が13円になるので、約4割安いことになります。
1ヶ月で5,760円の節約
おそらく増税に伴ってシャグも値上げされると思いますが、約4割安くなるというのは変わらないと思われます。1日1箱ペースで吸われる方であれば、今後1ヶ月の出費はメビウスであれば 480円 x 30日 = 14,400円 の出費ですが、これが4割安くなると仮定すると 8,640円になり、1ヶ月で5,760円の節約になります。
手巻きタバコはよくあるバニラやラムなど以外にもアップルやマンゴーなどいろいろなフレーバーがあり、普通のタバコよりもいろいろな香りが楽しめます。きっと好みのものを見つけることができると思います。
タバコを吸われる方は、値上げの機会に手巻きタバコへの移行も選択肢に入れてみてはどうでしょうか?
手巻きタバコを始めるのに必要なもの
必要なものは近所のたばこ専門店かドン・キホーテなどで買えます。
シャグ(タバコ葉)
近所のたばこ専門店か、ドン・キホーテなどで買えます。通販もありますが、年齢確認などが面倒なのと、ほぼ必ず送料がかかりますのでせっかく安くしたいのであればあまりおすすめはしません。
巻紙
タバコ葉を買うとついてきますが、それでは足りないので別途買い足す必要があります。初めは好み等わからないと思いますので安いもので十分でしょう。税抜きで50枚80円や60枚100円が目安です。
フィルター
フィルターはとりあえず直径6mmのものを選ぶと良いと思います。ほとんどの人がこの太さですし、器具やケースもこのサイズに合わせているものが一番豊富です。
↓私がいつも購入しているフィルター
ローラー(巻き器)
手を使って器用に巻く人もいますが、個人的にはローラーは絶対にあったほうがいいと思います。もっと本格的な「ロールボックス」というのもありますが、コンパクトなローラーのほうが持ち運びしやすいです。
↓私が使っているのはこれです
タバコケース
これは100均とかでタバコが入りそうな名刺入れを探して使ってもいいですし、かっこいいのが欲しければいろいろなものがあります。ただ気をつけるべきなのは、葉っぱがポロポロと少しこぼれがちなのでこぼれる隙間のないものを選ぶことです。