全ての行動は「投資」であり「経営」である

雑誌PESIDENTの2018年9月17日号に掲載されていた茂木健一郎氏のコラムが参考になりました。「あなたはすでに『経営者』であり『起業家』だ」と題して、会社員であっても自分の時間をどう使うかにおいて経営判断を行い、投資をしているのだという観点の説明でした。

会社員が電車の中でゲームをするのも、電子書籍を読むのも、誰かと会うのも自分の人生における「投資」であり「経営」であるといいます。確かにその通りで、そのときの選択、つまり経営判断の積み重ねが人生の将来を左右するわけで、その判断をするのは間違いなく自分自身であり、会社の経営者や上司ではありません。会社に勤めるという選択も、自分の選択であり、時間投資です。

「時間」「お金」「体」という経営資源

コラムの中では触れられていませんでしたが、時間だけではなくお金でも同じことでしょう。自分のもつお金という経営資源を将来の利益(金銭的利益であったり、幸福)につなげるためにどう使うのか、それはまさに経営判断です。自分が自分の人生という事業の経営者であるとしたら、レストランで食事をしたり、お酒を飲んだりするのはどういう意味があるのか、それを考えながら選択するべきということになります。

経営資源という意味では、自分の「体」も経営資源であると考えると良いかと思います。「時間」や「お金」を投資して、「体」という設備を増強する設備投資です。筋トレやランニングをしたり、スポーツをしたり、栄養価の高い食べ物を食べることは、設備投資であると考えれば、よりコストエフェクティブなのは何なのかという判断力がついてくるでしょう。ジムに通うのが良いのか、自炊をするのが良いのかなどは自分の人生における経営判断です。

ゲームをしたり漫画を読んだり遊んだりするのが必ずしも無駄というわけではありません。それは世の中のトレンドをリサーチする行為であったり、自分のストレスを解消したり、集中力を高めたりといった行為であるとも考えられます。意識的に行っているのであれば、より有意義に遊ぶことができるのではないでしょうか。

勉強をするのも遊ぶのもフラットに考えて、1日24時間という経営資源をどう投資するのか、お金をどう使うのか、人生の経営者であり起業家であるという意識を持ちたいと思います。