沖縄県宜野湾市にある普天間飛行場の面積は約480ヘクタールで、市の面積の4分の1を占めます。これが返還されたらすごいってことで、跡地利用が大きな話題となっています。480ヘクタールと言ってもどのくらいかよくわからないかと思うので、いろいろ例えてみます。

東京ドーム何個分?

東京ドームの建築面積は4.7ヘクタールなので、普天間飛行場は東京ドーム100個分になります。なるほどよくわからん。

東京ディズニーランド何個分?

東京ディズニーランドの面積は46.5ヘクタールです。よって普天間飛行場は東京ディズニーランド10個分ちょいです。すげえ。ディズニーシーやホテル、イクスピアリなどのショッピング施設などをあわせた東京ディズニーリゾート全体では約200ヘクタールですので、東京ディズニーリゾート2.4個分の広さになります。

鈴鹿サーキットと比べると?

かなり広いイメージのある鈴鹿サーキットは205ヘクタールです。普天間飛行場は鈴鹿サーキット2.3個分の広さになります。というか鈴鹿サーキットと東京ディズニーリゾートってだいたい同じくらいなんですね。

イオンレイクタウンと比べると?

日本最大でありアジアでも有数の規模のショッピングセンターであるイオンレイクタウンと比べてみます。イオンレイクタウンの総敷地面積は33.7ヘクタールです。イオンレイクタウンが14個ちょい作れます。逆によくわからん。要はがんばったら日本最大、アジア最大のショッピングセンターが作れるのは間違いないでしょう。

人が何人住める?

宜野湾市の面積は1951ヘクタール。ここから普天間飛行場やキャンプ瑞慶覧などの米軍用地を除くと、1313ヘクタールになります。ここに2018年8月末時点で98,256人が住んでいます(私もその中の1人です)ので、1ヘクタールあたり約74.83人になります。人口密度でいうと7,483人/km^2です。

この密度で普天間飛行場の広さに人が住むと考えると、35,918人が住めることになります。最新の高層マンションとかならもっと住めるでしょう。なかなかすごいような気がします。

返還されたら何でも作れるすごい広さの土地

もし普天間飛行場が返還されたら、ドーム球場もディズニーリゾートもサーキットもアジア最大のショッピングモールも全て作れるくらいの広さがあります。100万人以上がいる沖縄中南部都市圏の中にこれだけの土地があるのですから、これはぜひ返還されて、何か凄いものができてほしいと思いますね。