今月は沖縄県で地方選挙が集中しています。私の住む宜野湾市では市議会議員選挙が今日9月9日、市長選挙が9月30日となっています。9月30日は沖縄県知事選挙もあります。

琉球新報によると沖縄県内の29自治体のうち、市町村議会選挙や首長選挙で選挙公報を発行するのは12自治体のみだそうです。

選挙公報は投票先を選ぶために非常に大事なものなので、まずはどの自治体でも発行してほしいと思うのですが、規模の小さい自治体は発行しづらいとか費用がかかるとか、告示から選挙当日まで1週間しかないので難しいとかいう事情もわかります。

宜野湾市では選挙公報は印刷されて各世帯に配布されていますが、配布が完了するのは木曜日くらいで、期日前投票をする場合は間に合わない人も出ているようです。

せっかく選挙公報を作るのであればとりあえず自治体のホームページで公開してほしいと思います。そうすれば告示と同時に公開することができ、期日前投票に間に合わないといった事態は起きません。スマートフォンも普及していてコンビニなどでフリーWiFiが使える時代ですから、当たり前にやってほしいと思います。大した手間ではありませんし費用がかかることでもありません。

現状、さまざまな理由で選挙公報を発行していない自治体はそれこそネットだけでも良いので選挙公報を発行すべきではないでしょうか。最も費用がかからない方法ですし、有権者にとっても便利な方法です。