辺野古米軍基地建設のための埋め立ての賛否を問う県民投票を沖縄県の全市町村で行うことが確定しました。

県民投票公式サイト
https://kenmin.okinawa/

投票日は2月24日。選択肢は「賛成」「反対」「どちらでもない」の3つとなりました。

当初は「賛成」「反対」の2択だったのが、不参加を表明していた宜野湾市、沖縄市、うるま市、宮古島市、石垣市の5市による圧力が実を結んだ形といえるでしょう。

私は、「賛成」に票を入れるつもりです。厳密にいえば「どちらでもない」になるのですが、細かいことにとらわれて大きなことを変えてしまってはいけません。この問題は普天間飛行場の問題と切り離すことはできないということを沖縄の皆さんにはよく考えてほしいと思っています。

理想をいえば辺野古陸上案やハンセン案のほうが良かったのは確かです。沖縄の命ともいえる自然を破壊する余計な埋め立てをする必要がないわけですから。

とはいえ、いまからそのへんの議論をひっくり返すことはもう不可能です。今の選択肢は、辺野古を進めて普天間飛行場の返還を実現するか、辺野古を止めて普天間飛行場を現状維持するかのどちらかしかないのです。

私は、6年前から宜野湾市民です。普天間飛行場の周りを飛び交う軍用機を毎日のように間近に見ていますし、どれだけ人口密集地域で、また経済的に将来性が高い場所かもよく知っています。基地の経済的な恩恵など微々たるものです。

辺野古の街にも1度ですが行きました。あの地域には、基地の経済的な恩恵は大きなものかもしれません。

私の中では、辺野古埋め立ての問題よりも、普天間飛行場の問題のほうが大きいので、「賛成」に入れるということです。

普天間飛行場の跡地には以前も書いたように、大きな可能性があります。
普天間飛行場の広さがけっこうすごい
https://www.so-go.info/2018/09/%E6%99%AE%E5%A4%A9%E9%96%93%E9%A3%9B%E8%A1%8C%E5%A0%B4%E3%81%AE%E5%BA%83%E3%81%95%E3%81%8C%E3%81%91%E3%81%A3%E3%81%93%E3%81%86%E3%81%99%E3%81%94%E3%81%84.html

明るい将来を描ける、普天間飛行場の返還につながる選択肢を、選びたいとは思いませんか?